自然葬を選んだ有名人

  • 自然葬は罰当たりな行いなのか

    • 自然葬は自然に遺骨や遺灰を還し、墓石などについては特に設けないというような形で葬儀を執り行うものです。
      そうした方法はかつてまでの一般的な葬儀とは明らかに性質が異なるものであるため、そうした葬儀に関しては反対的な意見を持つ人が少なくありません。
      そうした人が特に持ちやすい意見の一つとなっているのが「遺体をお墓に入れないことは罰当たりなことだ」ということです。



      では本当に、自然葬というのは罰当たりな行為なのでしょうか。
      まずそもそもこの「罰当たり」という考えは何に基づくものなのでしょうか。



      罰当たりという言葉の由来はさまざまな事が言われていますが、中でも比較的よく言われる由来とされているのが宗教観念に基づくものです。


      ここでは悪いことをすればその人には必ず、神様や仏様によって罰が下されるという因果応報の理屈が由来とされていますから、確かに自然葬を望んでいなかった故人の遺骨を無理やり散骨するということは、ある程度理解できることでしょう。



      実際、故人が全く望んでいなかったにもかかわらず遺族の意思だけで勝手に自然葬を決定するということはあまりお勧めできません。



      ただこれはあくまでも故人の意思と違うということが前提となっているのであり、もし故人が自然葬を望んでいたのであれば、父母などの目上の人への親孝行の一つと考えるべきなのですから、それが罰当たりになるとは言い切れない部分が出てくることでしょう。


      実際のところ、こうした罰当たりだからという理由に関してはそれぞれの人の価値観や考え方、宗教などによってかなり考えが変わってきます。



      そもそも日本で行っている火葬であってもイスラム教などの他国の宗教からすれば遺体を焼くということ自体が禁忌なわけですから、全ての宗教や文化に理解してもらえる葬儀は無いのです。
      こうした散骨などについてもあまり宗教的な考えをするのではなく、故人の意思を尊重することが大切だと言えます。



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